血糖値が高い、もしくは、高いかもしれない。近頃、おしっこが甘い、または、甘い匂いがする。
血糖値を指摘されたとき、もしくは、血糖値が気になったときに、糖尿病を意識されると思いますが、「糖尿病」と聞いても、何が怖いのか、どうなってしまうのか、というところがイマイチ掴めないかと思います。
一般的に知られている症状としては、生命の危険を伴うことのほかに、意識障害、昏睡、大量の尿が出る、のどが渇く、網膜症などのものがありますが、特に合併症を引き起こすところが厄介だとされています。
あまりピンとこないかもしれませんが、この「あまりピンとこないところ」が怖いところ。
糖尿病は、生命の危険が伴うため、病院などで体を弄繰り回された上に、診療代、治療代をこれでもか、ってな具合に、取られまくった挙句、生活習慣が悪いだの、食べるものが悪いだのと、散々人格否定されるような酷い目に合うことこの上ない病気です。
糖尿病になる原因は、慢性的な糖分の摂りすぎにより、血液中の糖分の量が増えすぎてしまうところにあります。
血液中の糖分の量が増えすぎてしまうことで、体による糖分の処理が追いつかなくなり、機能障害を引き起こしてしまいます。
このような説明を聞くと、命に関わる病気の可能性が高くなったことで、悲劇の主人公にでもなったような気分になりそうですが、ただ単に「食ってばかりいないで運動してください」と遠まわしに言われているだけだったりするわけです。
それなりに命に関わる病気なので、あちこち痛みを生じることもあるかもしれませんが、特に痛く感じるのは、周りの視線。
糖尿病になってしまいますと、「病気になるほど、食っちゃ寝してたのかよ」といわんばかりの周りの視線には、たまらないものがあります。
もしかしたら、病院関係者の間では、怠惰性食っちゃ寝症候群などと呼ばれているかもしれません。
糖尿病になってしまった人には、個人的にも他人事ではないため、いろいろな意味での犠牲者として、「ご愁傷様」と言わざるを得ないのですが、病気には、生活の一部始終を周囲から決め付けられてしまう面もありますので、日頃から注意しておきたいところです。
先天的なものなら、まだ言い訳のしようがあるかもしれませんが、治りにくい上に、命の危険を伴いながらの周囲の冷ややかな視線には、これ以上ないほどの怖いものがあると考えられますので、ちょっとでも運動されることをおすすめします。
血糖値改善対策の方法としては、運動が何よりの対策となります。
運動といっても、難しいことやジョギングなどのハードなことをする必要はなく、二足歩行運動、つまり、歩けばいいわけです。毎日、少なくても30分程度歩くことでも、かなり運動不足が解消されます。
ただ、近頃は、怪しい格好で外を歩き回ると、やたらと職務質問されたりしますので、なるべく怪しくない格好をされることをおすすめします。
歩く運動の他にも、腕立てや腹筋、スクワットなどでもいいかもしれません。
運動と組合わせて取り組みたいものとしては、お酢を使う方法がおすすめです。
自宅にある料理用のお酢で全然かまいませんので、就寝30分前くらいまでに、大き目のスプーン1杯程度を目安に水で薄めるなどして、お酢を飲むようにすると、血糖値改善が期待できる上に、疲労回復なども期待できますのでお試しください。
お酢が苦手な方は、砂糖や蜂蜜を少し入れたり、氷を入れたりすると飲みやすくなりますので、お好みで工夫してください。