ちょっと座っただけでも、すぐに肩こりになってしまう人も少なくないようですが、このページに辿り着いた方は、かなり肩こりで悩んでいるかと思います。
緊急事態かどうかはわかりませんが、とりあえず、すぐに解消できる方法をお試しください。
まずは、第1段階。
仰向けになって寝っころがってください。
状況的に無理な場合は、椅子の背もたれなどに体を預けるような姿勢になってください。
続いて、第2段階。
2−3分ほどすると、首や肩の周りの筋肉の負荷がなくなり、筋肉の緊張が解けて柔らかくなってきます。
柔らかくなった筋肉をモミモミするなどのマッサージをして出来上がりです。
モミモミする際は、マッサージ器を使うのもいいかもしれません。
他にもストレッチなどで筋肉を伸ばしたり、動かしたりするのも効果的です。
注意点としては、首や肩の周りの筋肉が硬い状態のままで、マッサージ器やストレッチをしてしまいますと、筋肉の繊維が切れたりして、痛みが残ってしまうことが少なくありません。
筋肉が硬い状態のほうがマッサージ器が気持ちよかったりもしますが、痛みを残さないためには、筋肉が柔らかい状態でマッサージすることをおすすめします。
肩こりの原因としては、首や肩の周りの筋肉が緊張して、疲労物質が溜まることで肩こりの痛みが生じることで知られていますが、疲労物質を見つけて取り去ることは不可能です。
そこで、肩こりになってしまう行動や癖に注目すると、たいていの場合は、前傾姿勢になっていることが目に付きます。
このような前傾姿勢の状態を長時間続けますと、首や肩、背中の筋肉に負荷がかかってしまい、不快な肩こりの大きな要因となっているわけです。
肩こりにならないようにするには、肩こりになりにくい姿勢になる必要があります。
それほど大々的なものでもなく、ほんの数秒でできますので、肩こりに悩んでいる方はお試しください。
まずは、第1段階。
背筋を伸ばします。
続いて、第2段階。
背筋を伸ばした状態で、そのまま上体をやや後に傾けます。
「後ろに倒れるかもしれない」と不安になるくらいまで傾けると、首や肩の周りの筋肉の負荷がなくなるポイントがありますので、その姿勢を覚えるようにしてください。
試してみると、「おおっ!」となるので、わかりやすいかと思います。
イメージ的には、アイススケートをするときの正しい姿勢が理想的です。
はじめのうちは、慣れない姿勢となるため、太腿などの別の筋肉が緊張しますが、バランスのいい姿勢になっていきますので、取り組んでみることをおすすめします。